菱和テクノサービス

Low Center of Gravity Mount

低重心架台®

陸屋根に、置き石もアンカーも使わずに。建物を傷めず設置できる、菱和のオリジナル架台です。

屋根に穴を開けず、建物はそのままに。
低く、静かな姿で、街並みにとけこむ。

従来、太陽光発電パネルは陸屋根(平面上の屋根)に設置することが技術的に難しいとされていました。しかし、当社が開発した「低重心架台®」により、陸屋根にも簡単に太陽光発電の導入が可能に。しかもアンカーを打ちこまず、重しとなる置き石も使わないため、屋根を傷める心配がありません。ビル・マンションオーナー様にも安心してお使いいただけます。

特許第6052650号 商標登録済

陸屋根に設置した低重心架台
Features

8つの特徴

01

アルミ製軽量架台

架台重量はアンカー打ち工法の1/3以下。アルミ製のためサビにも強く、長期間の設置でも安心です。

02

建物や防水層を傷つけない

アンカーを打ち込まないので、建物に穴を空けることなく設置できます。

03

国内外のモジュールに対応

国内・海外メーカー問わず、様々なモジュールサイズに対応しております。フレキシブルモジュールも対応。

04

豊富なラインナップ

2段・3段・4段の豊富なラインナップ。横方向へは何列でも連結可能です。

05

工期を大幅短縮

基礎の設置やアンカーを打ち込む必要がないので、工期を大幅に短縮できます。設置容量によっては、最短1日で設置可能です。

06

反射光の影響なし

パネル設置角度が低いため、近隣のビルへの反射光の影響がありません。

07

景観に配慮

角度の低い架台のため、ビルの屋上から架台が見えません。京都市等の景観条例の厳しい地域でも問題なく設置が可能です。

08

防水層の保護

低重心架台の設置により、屋上の防水層を紫外線から保護します。それにより防水層の延命が期待できます。

新作 開発中・近日リリース

ビスの見えない低重心架台
「黒 - kuro -」

TYPE RX-96

組みやすく、美しく。

そこに架台があることを意識させない。外周のビスを表に出さない低重心架台「黒 -kuro-」は、屋上に散っていた銀色が減りました。ビスが見えなければ、屋上はすっきりする。ビスが減れば、施工も速くなる。同じひとつの設計から、施工の速さと仕上がりの美しさが両立できました。

永く、美しく。菱和テクノサービスの設計思想に、また一歩近づいた架台です。

ビスの見えない低重心架台「黒 -kuro-」
※イメージ

手を、止めない。

外周のスカートは、はめ込みで納まります。ビス留めの手間がないぶん、仕舞いにかかる時間が短くなります。

確認を、増やさない。

打つべきビスが減れば、確かめる箇所も減ります。施工者が変わっても、仕上がりの品質が揺れません。

銀を、散らさない。

外周にビスの頭が並びません。屋上に残るのは、黒い面と線だけ。「黒 -kuro-」の名前は、ここから来ています。

現在販売に向けて試作中です。リリースの準備が整いましたら、速やかにご案内いたします。

Comparison

アンカー打ち工法との比較

アンカー打ち工法。屋根に基礎とアンカーを打ち、架台を立ち上げて設置する
アンカー打ち工法
低重心架台。屋根に穴を開けず、低く伏せた姿で納まる
低重心架台
項目アンカー打ち工法低重心架台
㎡荷重(モジュール含む)約50kg/㎡約14kg/㎡
工法の特徴基礎打ち必要基礎打ち不要
漏水性危険性が高い(アンカーで穴を開けるため)危険性がない
工期(電気工事含まず)約2週間(コンクリート基礎設置のため)約2日
施工性クレーン・足場が必要、専門職人が必要エレベーター搬入・手上げも可能。組み立て方式
角度約20〜30度約5度
反射光影響あり影響なし
景観性京都市等の景観条例に抵触する抵触しない

※設置モジュール【250W(1650mm×990mm)×40枚 = 10kW】を想定した参考値です。実際の数値は仕様・設置条件により異なります。

製品仕様 Specifications

段数
縦列:2段・3段・4段(1段は不可)
横列:制限なし
パネル設置角度(仰角)
5度
架台荷重
約14kg/㎡ 〜 約18kg/㎡(パネル寸法により変動)
カバー
前面・後面・側面にガルバリウム鋼板を設置し、パネル下へ吹き込む風を抑制
対応モジュール
国内・海外メーカー問わず、様々なモジュールサイズに対応
Durability

なぜ、置き石もアンカーもなしで飛ばないのか

風を受け流すのではなく、風で押さえつける。低重心架台は、形そのものが風対策になっています。

① 風は、押さえつける方向に働く Downforce

低重心架台の風圧荷重対策(断面図) 前面・後面いずれの風向きでも、傾斜面に沿って流れた風がダウンフォース(下向きの荷重)として働くことを示した断面図。 ダウンフォース発生(下向き荷重) 前面から 後面から パラペット パラペット 屋根面 屋根面
前面・後面いずれの風向きでも、傾斜面に沿って流れた風はダウンフォース(下向きの荷重)として働きます。架台は持ち上げられるのではなく、押さえつけられます。

架台の傾斜面を風が流れることで、ダウンフォース(下向きの荷重)が発生します。飛行機の翼を逆さにした構造をイメージすると分かりやすい形です。

側面からの風は、架台が垂直に立っていないため影響を受けません。パラペットと架台との屋根面により、上向きの風も防いでいます。さらに前面・後面・側面にガルバリウム鋼板のカバーを設置し、パネル下へ吹き込む風を抑制しています。

ダウンフォース(下向きの荷重)が発生するも、RC構造である建物への影響は軽微。

※陸屋根の耐荷重については確認が必要です。

カバー仕様

部位カバー仕様
前面配線および雨水の通り道(隙間あり)
後面隙間なし
側面隙間なし

② ベースレールの全面固定 Adhesion

陸屋根に敷いたベースレール。上面にオリジナルのブチルテープを全面張りしている

ベースレールにブチルテープを全面張りした状態。架台の列数だけレールが並びます。

ベースレール全体に、弊社オリジナルのブチルテープを全面張り。架台の列数に応じて本数が増えるため、規模が大きくなるほど保持力も高まります。粘着面はコーキング剤で防水することにより、経年劣化を防止しています。

屋上の防水層にテープを直接貼ることを避けたい場合は、ベースレールと屋根面の間にゴム板(緩衝材)を追加することもできます。防水層にテープが直接触れない納まりにできますので、ご要望に応じてご相談ください。

ベースレールの下に敷くゴム板(緩衝材)

ゴム板(緩衝材)を敷いた上にベースレールを設置します。※イメージ

③ ステンレスワイヤー Wire

ステンレスワイヤーの接続図。架台島同士を赤線、架台隅から建築物側へ伸びる接続を青線で示している

ワイヤー接続の考え方。赤は架台島同士の接続、青は架台隅から建築物側への接続を示しています。

万一の架台の飛散に備え、3mmのステンレスワイヤーで各島を接続します。端となる架台のパラペット側は建築物と、その他の架台は近隣架台と接続する標準施工です。

④ 第三者施設での実証 Wind Tunnel Test

2017年、川田テクノロジーズ株式会社の風洞実験施設にて、実機サイズでの検証を実施。側面40.8m/s・後面41.0m/s の風を2分間当て、横滑りがないことを確認しています。

低重心架台 風洞実験(川田テクノロジーズ株式会社 風洞実験施設)

風洞実験中の低重心架台。スモークが架台の傾斜面に沿って流れている

可視化検証。スモークが傾斜面に沿って流れ、ダウンフォースが働いています。

風洞実験の結果

風向風速結果
側面40.8m/s2分間の実施に横滑りがないことを確認
後面41.0m/s2分間の実施に横滑りがないことを確認

41.0m/s は、架台の限界値ではありません。

実機サイズを試験できる風洞施設は、国内最大級のものでも最大風速42m/sまでの能力です。41.0m/s で止まっているのは、架台の性能ではなく測定設備の上限によるものです。

現状は、構造計算書により風速60m/sまで保証しています。41.0m/s は風洞実験による実測値、60m/s は構造計算による値です。可視化検証により、風によるダウンフォース(下向き荷重)を確認しています。※設置条件により異なります。

Installation

施工の流れ

基礎工事もアンカー打ちも発生しません。
1日あたりの施工枚数は20〜30枚(3名作業時)です。

屋上へ搬入された部材
01納品
割付に沿って位置を出す作業
02墨出し
縦ラックを組み上げる
03縦ラック組立
ベースレール全体にオリジナルのブチルテープを全面張り
04ブチルテープ貼付
縦ラックを屋根面へ設置。穴は開けない
05縦ラック設置
レールどうしをクロス材で連結
06クロス材取付
モジュールを受ける横レールを渡す
07横レール設置
モジュールを載せてクランプで固定
08パネル設置
外周をガルバリウム鋼板のカバーで覆う
09スカート取付
建築物および近隣架台と接続する標準施工
10ステンレスワイヤー取付
施工が完了した低重心架台。外周にスカートを回した状態

完成

準備中

施工工程動画 ─ 納品から完成まで

Requirements

設置可否

設置できる屋根 Compatible

ウレタン防水の陸屋根
ウレタン防水
モルタル仕上げの陸屋根
モルタル
シート防水の陸屋根
シート防水
アスファルトルーフィングの陸屋根
アスファルトルーフィング

設置できない条件 Not Applicable

  • 折半屋根

    低重心架台の中に風が入り込んでしまうため

  • 傾斜のついた陸屋根

    雨勾配等で1寸以上の傾斜がある屋根

  • 垂直積雪150cmを超える地域

    150cmを超える地域は架台製品品質保証の対象外です

折半屋根
折半屋根
積雪した街並み

※イメージ

積雪について

垂直積雪150cmまでの地域に対応しています(150cmを超える地域は架台製品品質保証の対象外です)。
※積雪地域は仕様が変わります(ベースレール増設等)。
※設置には陸屋根の耐荷重確認が必要です。

安心の製品20年保証 Warranty

太陽光発電システムの多くは、最低でも10年、最長20年以上にわたって設置されます。その長い期間のなかで、腐食が進んで部材が破断するなど、架台が構造として成立しなくなる不具合が生じた場合に、弊社が『製品20年保証』として対応いたします。

表面のサビや変色といった外観上の変化は、強度に影響しないため交換の対象にはなりません。架台をアルミ製としているのも、この年数を前提に、サビに強い素材を選んでいるためです。

保証の範囲と免責事項は保証書に記載しています。保証書は、完工報告書のご提出後に発行いたします。

商標・特許 Patent

特許
特許第6052650号
商標登録
平成30年6月15日 登録
商標権者
武蔵孝昌

『低重心架台』は菱和テクノサービスのオリジナル製品です。

低重心架台の商標登録証

設置できるかどうかから、
ご相談ください。

図面と現場写真をお送りいただければ、3〜5営業日でお見積りをご提案します。

0120-487-484 受付時間 / 9:00 - 17:00 土・日・祝休